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今回は２歳の子どもを育てている親が、実際に買ってよかった！語彙が増えた！と感じた絵本を紹介します。
大体１歳から小学生くらいまでのお子さんが長く楽しめる作品だと思います。（１歳だと内容を理解するのは難しいので、ストーリーよりも絵を見て楽しむと良いです。）
大人気シリーズなのでもう持っている方も多いかもしれません。
持っている方は、思考力を伸ばす読み方もご参考にしていただけたらと思います。
何度読んでも面白い！バムとケロシリーズ
私がおすすめする絵本は、島田ゆかさん作のバムとケロシリーズです。
全部で５作あります。（2025年2月現在）
全国学校図書館協議会選定図書に選ばれており、シリーズ累計５８０万部を突破した超名作です。
絵も細部までこだわって描かれているので、ただ文字を読むだけではなく、「これは○○だね！」などと語りかけて読み進めることで、語彙がどんどん増えます！
早速、５作について簡単に紹介をしていきます。
バムとケロのにちようび
雨で外遊びができない日曜日。散らかった部屋を片付けて、本を読もうと考えているバムのところに泥んこのケロちゃんが帰ってきた！
バムとケロが一緒なら退屈な日曜日もたのしいことばかり。
 | バムとケロのにちようび （バムとケロのなかまたち） [ 島田 ゆか ] 価格:1650円 |
バムとケロのそらのたび
ある日パンケーキを食べていたら、山のような小包が届いた。中には組み立て式の飛行機とおじいちゃんからの招待状が。
バムとケロは飛行機でおじいちゃんの家に向かうのだが・・・
 | バムとケロのそらのたび （バムとケロのなかまたち） [ 島田 ゆか ] 価格:1650円 |
バムとケロのさむいあさ
とっても寒い朝。きっと家の裏の池も凍っているはずだと思い、スケートと釣りの道具をもって出かけるバムとケロ。
池に行ってみると池と一緒にアヒルが凍り付いていて・・・
 | バムとケロのさむいあさ （バムとケロのなかまたち） [ 島田 ゆか ] 価格:1650円 |
バムとケロのおかいもの
水曜日、いつも朝寝坊のケロちゃんが早起きをした。なぜかって？それは今日が月に一度のお買い物の日だから！
車に乗っていざ市場へおかいものへ・・・
 | バムとケロのおかいもの （バムとケロのなかまたち） [ 島田 ゆか ] 価格:1650円 |
バムとケロのもりのこや
近くの森へ木苺を摘みに行ったら、誰も住んでいない古い小屋を見つけた。
ここをふたりの秘密の小屋にしよう！と決めたのだが・・・
 | 価格:1650円 |
どの作品もイラストの中にユーモアが散りばめられていて、ページをめくるたびにワクワクするような絵本です。
本当に５作のどれを買ってもハズレなし！
私自身は、子どもがまだ発語がなかった１歳の時に購入しました。
その年齢だとストーリーを理解するのはなかなか難しいですよね。
ですので、書いてある文章を読むのではなく１つの絵に注目して、「これはドーナツだね！丸い形だね！どんな味がするかな〜？」などとひたすら語りかける読み方をしていました。
他の絵本と比べて絵がたくさん描いてあるので、毎回違うキャラクターや物に注目して語りかけると飽きませんし、語彙もどんどん増えていきました。
小型版と通常サイズどっちがおすすめ？
昔はサイズが１種類しかありませんでしたが、現在は通常サイズ（２１.５×２７．８ｃｍ）と小型サイズ（１３．２×１６．８ｃｍ）の２種類が売られています。
小型版は、通常版の約６０％の大きさとなっています。
※「バムとケロのもりのこや」については今のところ通常版のみ販売 （２０２５年２月現在）
うーん、どちらを買うか悩ましい！
まず、頻繁に持ち運びたいなら断然小型版が便利です。
小さいし軽いので、数冊持ち運んでも邪魔になりません。
お出かけの時の暇つぶしにもってこいです。
実際に私も、持ち運び用として小型版も購入しました。
収納の際も場所をとらないのでありがたいです。
ただ、島田ゆかさんの作品は細部のイラストにもこだわって作られているので、やはりおすすめは通常版です。
小型版を家で読んでいると、せっかくこだわって描かれている絵が見えにくく、若干の物足りなさを感じます。
どうしても持ち運びたいなら小型版、家で読むのがメインなら通常版がおすすめです。
ちなみに、小型絵本がセットになっている可愛いボックスもあります！
内容は、バムとケロのにちようび、そらのたび、さむいあさ、おかいもの(全て小型版)の4冊＋バムとケロのにちようびの豆本となっています。
 | 価格:4400円 |
思考力を伸ばす読み聞かせのコツ
絵本を読むときに、子供に対して一方的に音読するように読み聞かせしていませんか？
書いてある言葉を読むだけじゃだめなの？？抑揚とかは一生懸命つけてるけど・・・
以前の私は、ただひたすらに書いてある文章を読むという読み聞かせをしていました。
しかしある本を読んで、いつもの読み聞かせを少し変えることで絵本が最高の教材になるということを知りました。
せっかく絵本を読むのなら取り入れたいのが子どもとのやりとりです。
そういえば海外ドラマで、子どもに絵本を読むとき「次はどうなると思う？」とか「自分だったらどうする？」とか会話をしていたなあ・・・
このちょっとしたやりとりの積み重ねで、子どもの考える力が伸びるのです！
もし、いつも普通に読み聞かせをして終わっているという方がいらっしゃったら、「○○はどうして○○したんだろうね？」「○○はどんな顔しているかな？」などと問いかけをいれてみてください。
たとえ答えが返ってこなくても、子どもが自分で考えてみるということが大切です。
慣れてくると徐々に答えられるようになってくるかと思いますので、ゆっくり実践していきましょう。
まだ会話が少ししかできない年齢の場合は、簡単な問いかけから始めてみましょう。
最高の読み聞かせのために
ただ読むだけの読み聞かせをやめようと思ったきっかけの本がこちらです。
「思考力・読解力・伝える力が伸びる ハーバードで学んだ最高の読み聞かせ」
 | 思考力・読解力・伝える力が伸びる ハーバードで学んだ 最高の読み聞かせ [ 加藤 映子 ] 価格:1430円 |
今日から実践できる内容となっていますので、もし興味がありましたらこちらの本も読んでみてください。
読みあいをしよう
以前、絵本作家さんの講演会に参加した際、こんな言葉を聞きました。
読み聞かせではなく、読み合いをしましょう。
親が主体となって一方的に子どもに読み聞かせるのではなく、一緒に絵本を楽しみ、様々な気持ちを共有することが醍醐味の一つだと。
あまり堅苦しく考えず、スキンシップの１つとして絵本を楽しむ時間も大事ですね。
まとめ
今回はバムとケロのシリーズを紹介させていただきました。
普段は図書館で絵本を借りることも多いのですが、この作品は購入して大正解でした。
何度読んでも飽きないですし、小さい子どもから大人まで楽しんで読める作品です。
まだ読んだことのない方は、ぜひ一度読んでみてください。
かわいらしいバムとケロのとりこになること間違いなしです！！
バムとケロの他にも、同作家さんの「かばんうりのガラゴ」「うちにかえったガラゴ」もおすすめです。
 | 価格:1430円 |
 | 価格:1430円 |
バムとケロシリーズにでてくるキャラクター達が登場するので、色んな発見をしながら読むことができます！
ぜひこちらもあわせて読んでみてくださいね。
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